1. HOME
  2. 事業案内
  3. ヘルスケア
  4. メリンジョ
  5. 2.メリンジョの安全性
  6. ③メリンジョエキスの安全性について

ヘルスケア

機能性天然食品素材

2.メリンジョの安全性

③メリンジョエキスの安全性について

メリンジョエキスの安全性試験の概要

メリンジョはレスベラトロール類を含むことから、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の定めるレスベラトロール食品として、規格基準のある食品群、ハーブ等植物成分等のひとつとして定義されています。その中で、トランス-レスベラトロールの2量体等の重合体およびもしくはそれらの配糖体を含むと定義されています※1。具体的には、以下の4成分のメリンジョレスベラトロール類の合計で20%以上を含む原料として、当社ではメリンジョ種子エキス粉末を商品化し原料としてサプリメント製造会社様などへ販売しております。詳細は、製品情報のページをご覧ください。

メリンジョ種子エキス粉末に含まれる有効成分
・グネチンC
・グネモノシドA(グネチンCの配糖体)
・グネモノシドD(グネチンCの配糖体)
・トランス‐レスベラトロール

またメリンジョは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所のWEBサイト中の「健康食品」の安全性・有効性情報の素材情報データベースの中に記載されている食品素材にもなっております※2。

メリンジョのかご盛り 1.メリンジョとは

メリンジョは昔から食べられてきた歴史があるため、安全性に問題はないと考えられます。しかしその一方で、日本人にはまだなじみのない植物で、インドネシアに旅行した方でないと知らない食べ物でもあります。そのため、当社ではより安心して頂けるように、商品化しているメリンジョエキス粉末において安全性試験を実施し、その安全性を科学的な観点からも評価しております。

・急性毒性試験   ラットで最大5,000㎎/kg ※3
・亜急性同棲試験  ラットで最大1,000㎎/kg/day、28日間 ※3
・ヒト安全性試験  5,000㎎/day、28日間 ※4

またメリンジョエキスを0.5%の濃度で12週間マウスに与えた試験において、ワルファリンの凝固作用には影響しなかったことが確認されています※2、5。ワルファリンとは血液をサラサラにする薬であり、食品成分が薬成分の利き方に影響を与えるかどうか(相互作用)などを調べる時の一つの指標となっています。食品成分と薬成分の相互作用とは、食品由来の成分が薬成分の主作用や副作用を増強または減衰させることになります※6。そのため食品成分でも薬を服用している方は注意が必要な場合があります。

食品成分と薬成分の相互作用としてよく知られている食べ物はグレープフルーツです。グループフルーツに含まれるフラノクマリン誘導体という成分が薬物代謝酵素の活性を強く抑制するため、血圧降下薬であるジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬が吸収されすぎて血中濃度が上昇し、薬の効果が増強されることとなってしまいます※6。その他にも抗酸化成分として有名なビタミンCについても、極端に多量に摂取した場合にワルファリンの作用を減少させることがあります※6。

※1 公益財団法人日本健康・栄養食品協会
※2 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所
※3 Food & Chem. Tox. 67, 230-235 (2014)
※4 J. Agri. Food Chem. 62, 1999-2007 (2014)
※5 J. Atheroscler Thromb 23, (9) 1099-1110 (2016)
※6 厚生労働省 e-ヘルスネット 食物と薬の相互作用

<< 前へ     次へ >>

作成日:2021年8月8日
改定日:2022年3月15日