皮膚縫合
③完成までの道程
発想の原点は・・・羽二重餅!?
開発依頼をなされた医師は、
“これが赤ちゃんの柔らかいほっぺの感覚に近い”
と言って当社の地元である福井県の銘菓“羽二重餅”を使って
皮膚縫合の練習をしていました。
その柔らかさはもちろん、針が通り抜ける感覚までもが
それそのものだと言うのです。
食品素材を使用して開発をスタート
それがきっかけとなり、食品工場に原料を納入していた当社は、
様々な材料を駆使しながら、医師と二人三脚で開発を進めました。
思行錯誤を重ねること2年・・・
ついに食品素材で医師が認める“人肌”を再現することに成功したのです。
硬化・腐敗の問題
リアルな人肌を再現することに成功したものの、それは所詮食品素材。
開封後の硬化や腐敗の問題をどうしても解決することが出来ませんでした。
それであれば食品以外のものを探すしかない。
一念発起して、食品以外の柔らかそうな素材を片っ端から試して行きました。
これまでの樹脂とは違う・・・
人肌のリアル感を再現する素材をついに発見!
これまでの医師の間では、“樹脂系のものはリアル感に欠ける”と言われてきましたが、
その概念を覆す、画期的な素材をついに見つけ出すことが出来ました。
これまではビニル系やシリコン系、ウレタン系のものが主流でしたが、
私たちが見つけ出したその素材は、いずれにも当てはまりません。
触った感触が人肌に近似しており、引張り強度も高く破断しにくい。
当社はそんな画期的な素材を使用することで、
人肌のリアル感が得られる皮膚縫合練習用モデルの開発に成功しました。
④商品の特徴