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①バングレンとは、ジャワしょうが特有成分

バングレンとは、ジャワしょうが特有成分

ジャワしょうがは、メリンジョ同様に古来から食べられてきた植物です。一般的なしょうがに含まれるジンゲロール、ショウガオールは含有していませんが、特徴的な成分としてバングレン(Banglene)というフェニルブテノイド2量体(PBD:phenylbutenoid dimers)を含有しています。バングレンには、tran体とcis体の幾何異性体であるtrans-バングレンとcis-バングレンの2種類があります。その他の成分としては、フェニルブテノイド単量体、クルクミン※1、クルクミン誘導体※2などを含むことがわかっています。

フェニルブテノイドについて、世界中の医学・ライフサイエンス関連の論文について検索できる「PubMed」にて[phenylbutenoid]というキーワードで検索したところ、2024年5月21日現在で24報がヒットし、そのうち確認できた論文だけでも20報はジャワしょうがに関する論文でした。また、バングレン(Banglene)という呼称は元となる素材であるジャワしょうがの現地名バングレ(Bangle)からつけられた成分名であり、命名したのは当社と共同研究している徳島文理大学名誉教授の福山先生になります。

なおバングレンは非水溶性成分です。取り扱っている我々だからわかることですが、エキスペーストの状態で服に付くと家庭の洗濯洗剤では落ちずに、とても困ってしまうほどです。

ジャワしょうが由来成分の抑制効果

当社はこの稀有なジャワしょうが特異成分であるバングレンの含量を高める方法を見出し、物質特許を取得(特許第5725527号)しています。また、ジャワの王様スルタンも愛用し、古来よりジャムウやスパイスなどとして食経験のある素材“ジャワしょうが”ではありますが、エキスとしての安全性試験も各種実施しております。次のページ以降で改めてご案内いたします。

※1 Chem. Pharm. Bull. 57, (11) 1267—1272 (2009)
※2 YAKUGAKU ZASSHI 135, (10) 1147-1152 (2015)

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作成日:2021年8月8日
更新日:2024年5月21日