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8.筋肉とバングレン

①筋肉の重要度

筋肉の種類 8.筋肉とバングレン

筋肉は大きく横紋筋(striated muscle)と平滑筋(smooth muscle)の2つに大別されます。内臓や血管の壁に存在し、収縮するなどして各組織の機能を発揮する筋肉が平滑筋です。横紋筋は心臓を動かしている心筋(cardiac muscle)と、姿勢を保ったり体を動かすための骨格筋(skeletal muscle)で構成されています。この骨格筋のみが自分の意志で動かすことのできる筋肉であり※1、一般的にイメージする筋肉とは、この骨格筋のことになります。

昨今は筋肉の重要性がダイエットや美容面に至るまで指摘されていますが、健康面でも年代を問わず重要であることが認識されつつあります。その最たる例が加齢による虚弱(フレイル)が進行し、サルコペニアと呼ばれる症状に至る流れです。具体的には体重減少(6ヵ月で2㎏以上の(意図しない)体重減少)や筋力低下(握力:男性<28㎏、女性<18㎏)などいくつかの項目があてはまるとフレイルに該当すると改訂J-CHS基準(2020年)で定められています※2。

厚生労働省の資料では、平均寿命と健康寿命の間に男性で6年程度、女性で2~3年程度の開きがあり※3、フレイル予防に取り組むことが、この健康寿命を少しでも延ばすことにつながります。フレイルに陥ると、転倒の発生や日常生活での自立度の悪化が1.3~2倍になるため※2、適切な負荷の運動および栄養補給をし、筋肉量を維持することで体重減少を抑制してフレイルの予防をすることが大切になります。

筋肉の基になる食べ物はタンパク質です。一般的に、体重1kgあたり1g以上のタンパク質を毎日摂るのが良いとされています。また偏った摂取ではなく、1日の中でも均等に摂取した方が筋肉の合成率が高くなるため※2、朝食を抜かした分を夕食で多めに食べるなどするよりは、栄養バランスの良い朝食をしっかりと摂り1日3食バランスよく食べることが、フレイル予防の面でも良いと考えられます。

骨格筋は脂肪酸をエネルギーとして使用し、糖の取り込みの大部分を担う非常に大事な組織になります※4。

ジャワしょうがは、肥満時に骨格筋(筋肉)の糖および脂肪代謝を促進させ抗炎症効果を示してインスリン抵抗性を改善し、運動した時と同様にミトコンドリア量の増加させ、オートファジー障害を改善させて恒常性(ホメオスタシス)の維持に貢献します。

※1 公益財団法人長寿科学振興財団
※2 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 健康長寿教室テキスト 第2版
※3 厚生労働省
※4 Folia Pharmacol. Jpn. 128, 225-230, (2006)

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作成日:2021年9月8日