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3.グネチンCの吸収と代謝

②大豆イソフラボンと同じ吸収スタイル

大豆製品 3.グネチンCの吸収と代謝

この腸内細菌の働きは、日本でも馴染みのある大豆イソフラボンで考えると分かりやすいです。内閣府の食品安全委員会に大豆イソフラボンに関する記載があります。大豆イソフラボンとは、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテインという3種類の非配糖体(イソフラボンアグリコン)と、それぞれに3種類の配糖体(ゲニスチン、ダイジン、グリシチン)などがあり、味噌や納豆などの発酵食品には大豆イソフラボンアグリコンの形で含まれることが多く、大豆や豆腐などのほとんどの食品では配糖体の形で存在しているということです※。

そして、配糖体が多く含まれる豆腐などの大豆加工品を食べた時は、βグルコシダーゼやβグルクロニダーゼ作用を持つ腸内細菌のチカラによってアグリコンに変化してから、体内に吸収されているようです。メリンジョ由来のグネチンCやグネモノシドAは、大豆イソフラボンの吸収と同様のシステムで配糖体(グネモノシドAやグネモノシドD)がアグリコン(グネチンC)に変化してから吸収されていると考えられます。

メリンジョ(Melinjo)