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③腸内細菌の代謝物「酪酸」

ムチン層のイメージ図 6.腸内細菌とグネチンC

酪酸は短鎖脂肪酸の1種で、乳酸や酢酸と同様に腸内細菌によって腸内で生み出される非常に重要な成分と考えられており、腸管上皮細胞のエネルギー源でその増減は上皮細胞の重要な機能であるムチン産生にも影響します※1。乳酸と酪酸を産生する腸内細菌が、ムチン産生に深く関わっているとされています※2。ムチンは腸管内側の粘膜表面で粘液層を形成しバリア機能を有するため、炎症を誘発する様々な成分の体内への侵入を抑制します。つまり、腸管粘膜の透過性を低く抑えることができ、炎症反応や過剰な免疫応答などの発生を防ぐことができます。

腸管粘膜の正常なバリア機能が維持できない場合に起こりうる問題のひとつとして、グルテンが原因となる自己免疫性疾患のセリアック病などが考えられます。また酪酸は免疫分野でも注目されており、制御性T細胞(Treg細胞)の産生に深く関与していると考えられています。メリンジョはこのTreg細胞を増加させることが明らかになっています。Treg細胞に関しては、7.免疫とグネチンCのページで詳しくご紹介致します。

※1 モダンメディア 60巻 12号 (2014)
※2 Plos one 6, (10):e25792. doi: 10.1371 (2011)

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作成日:2021年8月8日