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③グネチンCによる肝臓脂肪増加の抑制効果

肝臓の症状遷移イメージ図 5.胆汁酸とグネチンC

肝臓に脂肪が溜まっていくと、脂肪肝となります。そこに炎症が起こり繊維化(fibrosis)が進行して脂肪性肝疾患となります。さらにその中で飲酒歴がない層が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)となります。NAFLDの多くは肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などに起因して発症することが知られています。

このNAFLDの中でも、それ以上は悪化しない非アルコール性脂肪肝(NAFL)と、肝硬変(cirrhosis)や肝がんに進行する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に分かれます。日本では人口の9~30%程度(1,080~3,600万人)がNAFLDとされており、男性では中年層、女性では高齢層ほど多い傾向です。悪性化の心配がされるNASHについては、人口の3~5%程度(360~600万人)と推測されています※1。

メリンジョ由来成分であるグネチンCは、脂肪が肝臓や内臓脂肪に蓄積されるのを抑制する効果があります。マウスを3つの群(普通食群、高脂肪食群、試験食群(高脂肪食+グネチンC0.5%群)に分けて14週間後の肝臓重量、肝臓トリグリセリドおよび内臓脂肪の重量を調べたところ、普通食群に比べて高脂肪食群では肝臓重量は1.5倍、肝臓トリグリセリドは6.5倍、内臓脂肪は3.5倍に増加していました。ところがグネチンCを0.5%含む試験食群では普通食群と同程度以下となり、増加を著しく抑制していました※2。

グネチンCによる肝臓脂肪の増加抑制 5.胆汁酸とグネチンC
グネチンCによる肝臓トリセリグリドの増加抑制 5.胆汁酸とグネチンC

出典元:特許 国際公開番号WO/2020/071541 A1

※1 NAFLD/NASH 診療ガイドライン2014
※2 特許 国際公開番号WO/2020/071541 A1

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作成日:2021年8月8日