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9.抗酸化とグネチンC

③抗酸化遺伝子Nrf2の活性化による歯周病抑制効果

メリンジョエキス摂取による歯周病抑制効果 9.抗酸化とグネチンC

酸化ストレスが歯周病のような炎症症状に影響する大きな要因と言われています※1。慢性歯周病患者に対して非外科的な処置をしたところ、血中の活性酸素代謝物は有意に低下し歯周病症状も緩和することからも※2、酸化ストレスを抑制することが歯周病などの症状緩和に影響することが考えられます。

メリンジョは、抗酸化遺伝子の転写因子であるNrf2を活性化させます。Nrf2はHO-1やNQO-1などの遺伝子を活性化させることで、酸化ストレスに対する耐性を上げ、抗炎症効果をもたらします。

コントロール群(C群)、結紮(糸で歯を縛る)により誘発させた歯周病誘発群(P群)、歯周病誘発+メリンジョエキス(P+R群)の3グループに分けたラットを用いた試験では、歯ぐき細胞を採取しNrf2のmRNAを分析した結果、C群に対してP群は有意に増加しましたが、メリンジョエキスを摂取したP+R群は、C群およびP群に対して有意に増加していました。HO-1についてはP群に対して有意差はなく増加傾向にとどまり、NQO-1については大きな変化がなかったP群に対して有意に増加しました※1。

酸化ストレスのイメージ図 9.抗酸化とグネチンC

歯周炎の組織を調べると、NOxやニトロチロシンと呼ばれる物質が顕著に増加することが知られています※1。NOはL-アルギニンが酸化して生成されますが、歯周病の進行や血管の伸縮調整に影響を与えます。NOは容易にNO2、NO3に酸化されますが、一般的にNOxとしてそれらを測定します※1。また、ニトロチロシンは活性酸素によりチロシン残基がニトロ化されて生成されます※3。

上述した論文1にて血中NOxを分析した結果、C群に対してP群は有意に増加しましたが、メリンジョエキスを摂取したP+R群は、P群に対して有意に減少していました※1。同様に血中ニトロチロシンを測定したところ、NOxと同様にC群に対してP群は有意に増加しましたが、メリンジョエキスを摂取したP+R群は、P群に対して有意に減少していました※1。

活性酸素による生体内での影響は歯周病などの炎症性疾患に強く影響しますが、8.炎症とグネチンC ②メリンジョの抗炎症効果でも記載した通り、歯ぐきの細胞では炎症性サイトカインはメリンジョエキスの摂取により大きく改善され、歯ぐきほどではないですが血中でも似たような傾向を示しました。

実際に口腔内の状態も改善すること明らかになっています。結紮(糸で歯を縛る)により歯周病を誘発させた群では、歯周ポケットの悪化により歯槽骨が失われ歯がむき出しになりますが、メリンジョエキスを摂取した群は歯がむき出しになる部分が少なくなる等の症状の改善がみられました※1、4。

※1 Free Rad. Bio. & Med. 75, 222-229 (2014)
※2 J. Periodontology 80, 901–906 (2009)
※3 岡山医学会雑誌 118, 225-234 (2007)
※4 J. Periodontology 89, 586-595 (2018)

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作成日:2021年11月12日