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ニュース/学術

メリンジョ

ヒトにおけるグネチンC摂取後の免疫調節および代謝の変化

メリンジョ(Melinjo)

メリンジョ由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Immunomodulatory and Metabolic Changes after Gnetin-C Supplementation in Humans

■学術ジャーナル
Nutrients 11, (6) 1403 (2019)

■論文公開日
2019.6.21

■概要
グネチンCは東南アジア原産の食用植物でメリンジョと呼ばれるグネツム グネモン L.の種子から得られる天然由来のスチルベンです。グネチンCを3%近く含むメリンジョエキスの生物学的特性および安全性は様々なヒト試験で確認されているが、成分としてのグネチンCがヒトに対して安全であるかどうかは現在のところ不明です。我々は無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施しました。健康な被験者を無作為に2群に分けました。介入群(n=6)にはグネチンCを、対照群(n=6)にはプラセボを14日間投与しました。介入前後で脂質プロファイル、酸化ストレスのバイオマーカー、循環血液細胞を評価しました。すべての被験者が試験を完了し、研究期間中に副作用は報告されませんでした。グネチンCの摂取により、活性化したNKG2D受容体およびNKp46受容体を発現する循環ナチュラルキラー(NK)細胞の絶対数が統計的に有意に増加することが示されました。グネチンCを2週間摂取した被験者のNK細胞は、K562標的細胞に対してグネチンC摂取前に比べて高い細胞傷害性を示しました。またグネチンCはプラセボと比較して、血中好中球の絶対数の有意な減少をもたらしました。さらにグネチンCは、尿酸、低密度リポ蛋白コレステロール(LDLコレステロール)、高密度リポ蛋白コレステロール(HDLコレステロール)、総アディポネクチン、高分子量アディポネクチンのレベルを有意に低下させました。これらのデータは、グネチンCが循環しているヒト免疫細胞のNK活性を高める生物学的効果を有することを示すものです。この免疫調節作用は、NKG2D受容体の増加を介したがん免疫監視の改善と一致します。本研究は2017年12月12日にUMIN-CTR、番号000030364に登録されました。

 

素材に関する説明は、下記のページにてご覧頂けます。紹介動画もご用意していますので、ぜひご覧ください。

インドネシア原産の樹木”メリンジョ”

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