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NEWS/EVIDENCE

ニュース/学術

メリンジョ

メリンジョ・レスベラトロールはラット歯周炎モデルにおいてSirt1/AMPKおよびNrf2/抗酸化防御経路の活性化を介して酸化ストレスを改善し、歯周炎の進行を抑制する

メリンジョ(Melinjo)

メリンジョ由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Resveratrol improves oxidative stress and prevents the progression of periodontitis via the activation of the Sirt 1/AMPK and the Nrf2/antioxidant defense pathways in a rat periodontitis model

■学術ジャーナル
Free Rad. Bio. & Med. 75, 222-229 (2014)

■論文公開日
2014.8.1

■概要
酸化ストレスは、歯周炎に関連する全身性病態生理学的な効果を調節する重要な因子です。レスベラトロールは抗酸化効果と抗炎症効果を持つファイトケミカルであり、酸化ストレスと炎症を軽減することができます。我々はレスベラトロールがサーチュイン1(Sirt1)/AMPKおよびNrf2/抗酸化防御経路の活性化を通じて歯周炎の進行を防ぎ、全身の酸化ストレスを軽減する可能性があると仮定しました。ウィスター系ラット(オス)の3群(メリンジョ・レスベラトロールを摂取した歯周炎の群、メリンジョ・レスベラトロールを摂取しない歯周炎の群、歯周炎でなくメリンジョ・レスベラトロールも摂取しないコントロール群)で試験しました。上顎臼歯部に結紮具を3週間装着して歯周炎を誘発し、その後メリンジョ・レスベラトロール入りまたは無添加の飲料水をラットに摂取させました。歯周炎ラットでは結紮具の装着により、マイクロCTで撮影した3次元画像で定量化したところ歯槽骨の吸収が起こり、また歯肉組織の炎症性サイトカイン濃度が上昇しました。メリンジョ・レスベラトロールの摂取により歯槽骨の吸収を緩和し、炎症を起こした歯肉組織においてSirt1/AMPKおよびNrf2/抗酸化防御経路を活性化させました。さらにメリンジョ・レスベラトロールは、8-OHdG、ジチロシン、一酸化窒素代謝、ニトロチロシンおよび炎症性サイトカインの状態を改善しました。メリンジョ・レスベラトロールの摂取は結紮糸による歯周炎の進行を防ぎ、全身の酸化ストレスおよびニトロソ化ストレスを改善する可能性があると結論づけました。

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