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NEWS/EVIDENCE

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メリンジョ

メリンジョ(Gnetum gnemon L.)種子エキスの安全性評価:急性および亜慢性毒性試験

メリンジョ(Melinjo)

メリンジョ由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Safety assessment of melinjo (Gnetum gnemon L.) seed extract: Acute and subchronic toxicity studies

■学術ジャーナル
Food & Chem. Tox. 67, 230-235 (2014)

■論文公開日
2014.3.3

■概要
メリンジョ(Gnetum gnemon L.)は、東南アジアで広く栽培されている植物です。その果実と種子はインドネシア料理でよく使われる食材です。その種子にはグネチンCとそのグルコシドであるグネモノシドA、グネモノシドDなどのレスベラトロール二量体を非常に豊富に含み、さらにt-レスベラトロールとそのグルコシドであるt-ピセイドも含んでいます。メリンジョ種子は東南アジアの人々によって昔から食べられてきたことから、その安全性は問題ないとされますが、科学的には検証されていません。本研究ではメリンジョ種子エキス粉末の安全性についてラットを用いた急性経口毒性試験、4週間反復投与毒性試験、小核試験で評価しました。急性毒性試験および亜慢性毒性試験において、メリンジョ種子エキス粉末を摂取した群はコントロール群と比較して、毒性学的に有意な変化を示しませんでした。有害事象が認められないレベル(NOAEL)は1000 mg/kg/dayでした。遺伝毒性試験(ラット骨髄小核試験)では、メリンジョ種子エキス粉末は4000mg/kg/dayまで陰性でした。これらの結果より、古くから食品素材として利用されてきたメリンジョ種子の安全性を裏付ける証拠となる可能性が示唆されました。

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