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メリンジョ

グネチンCおよびレスベラトロール重合体の腫瘍化学予防能について

メリンジョ(Melinjo)

メリンジョ由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Gnetin-C and other resveratrol oligomers with cancer chemopreventive potential

■学術ジャーナル
Annals of the New York academy of sciences 1403, (1) 5-14 (2017)

■論文公開日
2017.8.30

■概要
レスベラトロールはがんに対する化学予防の可能性などを含めて、その生物学的効果を調べるために広範囲にわたって研究されてきました。過去10年間で天然由来および合成された様々なレスベラトロール重合体が報告されてきました。これらのレスベラトロール重合体は2つ以上のレスベラトロールが重合して、ダイマー(2量体)、トリマー(3量体)、テトラマー(4量体)あるいはさらに複雑な誘導体を形成したものです。いくつかの重合体は単量体のレスベラトロールと同等かそれ以上の抗腫瘍活性を持つようです。本総説では、抗腫瘍作用が期待できるレスベラトロール重合体、特に安全性、薬物動態、生物活性がヒトで研究されている二量体のグネチンCやメリンジョ(Gnetum gnemon)由来の他の重合体など、よく特徴付けられた化合物に重点を置いてまとめています。

 

素材に関する説明は、下記のページにてご覧頂けます。紹介動画もご用意していますので、ぜひご覧ください。

インドネシア原産の樹木”メリンジョ”

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