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ジャワしょうが

バングレエキスは、高脂肪食を与えた若いSAMP8マウスの骨格筋においてインスリン抵抗性と炎症を抑制する

東南アジアに自生するジャワしょうが

ジャワしょうが(バングレ)由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Bangle (Zingiber purpureum) Extract Attenuates Insulin Resistance and Inflammation in the Skeletal Muscle of High Fat Diet-fed Young SAMP8 Mice

■学術ジャーナル
Journal of Food and Nutrition Research 9, (8) 434-441 (2021)

■論文公開日
2021.8.25

■概要
慢性炎症によって引き起こされるインスリン抵抗性は、肥満における代謝機能障害を促進させます。本研究の目的は、高脂肪食を与えたSAMP8マウスの腓腹筋におけるインスリン抵抗性と炎症に対するバングレ(Zingiber purpureum)エキスの効果を調査することです。雄マウスを高脂肪食群(HFD群)、高脂肪食+バングレエキス1%群(HFD+1%群)、高脂肪食+バングレエキス2%群(HFD+2%群)の3群に分けました。SAMP8コントロール群(Con群)およびSAMR1コントロール群(Rcon群)には、低脂肪食を与えました。26週目に血漿血液パラメータ、マクロファージ浸潤、Akt、mTOR、AMPKの発現レベルおよびリン酸化を調べました。HFD群における血漿グルコースとインスリンのレベルは、Con群に比べ有意に高くなりました。一方でHFD+2%群のこれらのレベルは、HFD群よりも有意に低くなりました。バングレエキス2%の投与は、高脂肪食によって腓腹筋に誘導されるマクロファージ浸潤の程度を抑制しました。HFD+2%群では、HFD群に比べリン酸化AktとmTORのレベルが低下し、リン酸化AMPKのレベルは上昇しました。バングレエキスは高脂肪食で飼育された若いSAMP8マウスの腓腹筋において、AMPK/Akt/mTOR経路を調節することにより高脂肪により誘発されるインスリン抵抗性と炎症を抑制させると考えられます。

 

素材に関する説明は、下記のページにてご覧頂けます。紹介動画もご用意していますので、ぜひご覧ください。

”ジャワしょうが” バングレと呼ばれる東南アジアの在来種 

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