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EVIDENCE

学術情報

メリンジョ (Gnetum gnemon L.) 種子エキスは非肥満の日本人男性の血清尿酸値を低下させる:ランダム化比較試験

メリンジョ(Melinjo)

メリンジョ由来成分の生理活性に関する論文について紹介します。

■タイトル
Melinjo (Gnetum gnemon L.) Seed Extract Decreases Serum Uric Acid Levels in Nonobese Japanese Males: A Randomized Controlled Study

■学術ジャーナル
Evidence-Based Comp. & Alt. Medi. ID:589169 (2013)

■論文公開日
2013.12.17

■概要
t-レスベラトロールおよびその他の誘導体を含むメリンジョ(Gnetum gnemon L.)種子エキスには、様々な効果があります。しかし、それらのヒトにおける作用機序は不明である。本研究では、健康な成人男性を対象にメリンジョ種子エキスの有益な効果を調べることを目的とした。この二重盲検ランダム化比較試験では、35〜70歳の男性30名にプラセボまたはメリンジョ種子エキス粉末750mgを8週間摂取してもらい、最終的に29名の男性(45.1±8.8歳)が試験を完了しました。メリンジョ群とプラセボ群には有意な差がありました。プラセボ群と比較して、メリンジョ群は4週目および8週目に血清尿酸が有意に減少しました。HDLコレステロールは、メリンジョ群で有意に増加しました。メリンジョ種子エキスの尿酸低減効果のメカニズムを明らかにするため、キサンチンオキシダーゼ阻害活性、アンジオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体結合阻害率、PPARαおよびPPARγに対するアゴニスト活性を調べた結果、メリンジョ種子エキス、t-レスベラトロールおよびレスベラトロール二量体であるグネチンCは、AT1受容体結合を有意に阻害し、PPARαおよびPPARγに対して軽度のアゴニスト活性を示した。結論としては、メリンジョ種子エキスはインスリン抵抗性にかかわらず血清尿酸を低下させ、HDLコレステロールを増加させることで脂質代謝を改善する可能性がある。

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